パーキンソン病の薬代

パーキンソン病の薬代ってどうでしょう。

羅病後、薬を飲むことになりますが、補助制度の対象になるのはヤール判別でⅢ以上の場合です。Ⅲ以上というのは日常生活に不自由が出て介助が必要なレベルですから、パーキンソン病で薬を飲みながら仕事をしている人(ヤールⅠかⅡ)にとっては補助がなく、健康保険の3割負担が強いられます。

例えば、L-ドーパ製剤のネオドバストンL100の薬価は34.30です。歴史的に古い薬ですから薬価もそれほど高くありません。

レキップ0.25mgは薬価58.40、ビ・シフロール0.125mgの薬価は48.80、エフピーOD2.5mgの薬価は325.00です。

1日に複数の薬を何回か飲むことになりますから、組合せによっては月に何万円になってしまうこともあります。私も薬価を調べてなくて試飲を含め、主治医にいくつかの薬をお願いしたとき薬局の支払いで高くて慌てたことがあります。

先行販売薬ではジェネリック薬もありますが、主治医に言わせると、まんじゅうに例えて餡の部分の成分は同じでも包んでいる皮の部分のつくりや成分が微妙に違うので試してみないとわからない。つまり、効果が保証できないということになります。私は試してみる価値があると思うのですが、副作用のことを考えると二の足を踏んでしまいますし、合わなかった場合に薬が無駄になること、服用を無暗にやめると重篤な反動が出ることがある薬もパーキンソン病薬の場合多いのでなかなか手を出しにくい面があります。

 

 


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