診察その後 ドパミンアゴニスト2

急遽、1カ月後に変更した診察で、ビ・シフロールの副作用と思われる、眠けと頭痛について相談しました。ネット検索では突発性睡眠による交通事故の報告があり、吐き気とともによくある副作用のようです。

主治医は副作用も個人差が大きく、出ない人もあるし、いろいろな副作用が出る人もあるので、エフピーでも副作用の出る人もあり、飲み続けることによって副作用が落ち着く人もいるとのことでしたが、続けて飲むには仕事を辞めなければ無理だなというのが本音でした。

同じ系統のドパミンアゴニストでメーカーが異なるレキップを試すこととなりました。

人によってはビ・シフロールはだめでもレキップは飲める人がいるとの勧めからでした。今回は1カ月分の処方にしてもらいました。

レキップの副作用はメーカーのHPに安全性の項目で載っており、承認時までの調査症例336例中194例(57.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告され、その主なものは、 傾眠51例(15.2%)、幻覚46例(13.7%)、悪心40例(11.9%)でした(承認時)。

傾眠とは意識障害(意識混濁)の程度のひとつ。周囲からの刺激があれば覚醒するが、すぐに意識が混濁する状態。 場所と時間がわからなくなったり、直前の出来事の記憶がないことがあること。悪心とは嘔吐に先行するむかつきのことで、眠くなったり、幻覚を見たり、むかむかするということです。

ビ・シフロールと同じように、仕事休みの土曜日の朝食後にエフピー1錠、レキップ1錠を飲みました。

やはり1時間もたたないうちに少し眠くなり、横になるとそのまま少し眠ってしまい、目が覚めて意識はあるのですが、身体が怠く、頭がボォーとしてゴロゴロしている状態が一日続きました。翌週も仕事休みに試してみましたが同じような状態でした。

ビ・シフロール、レキップともに最初一日1錠から始めてその後適量まで増やす方法が示されています。また、レキップは就寝前に飲むことが指示されています。レキップでこの方法も試しましたが、翌朝起きられないという事態になり、これも難しいなぁというところです。

結局、これ以上、この薬を試す気がなくなりました。


診察その後 ドパミンアゴニスト1

その後、2-3カ月に1度の割合で診察を受けてきました。

特に何かを検査するわけでもなく、年に1度、血液検査を受けるのと、診察では右手、右腕、右足の硬化具合と歩行不良を診てもらうぐらいで、後は病状の進行報告と対処方法について話を聞くことになります。

去年、発病3年目で振戦が増えたことと身体が固くなる固縮が進行しているように思ったので薬について相談しました。

主治医もそろそろドパミンアゴニストを試してもいいかもしれないというので、ドパミン受容体刺激薬、つまり、ドパミンを受け取る側の受容体を刺激して、ドパミンが分泌されたときのような反応を起こす、女王ライクな偽薬です。麦角系と非麦角系があるそうですが、麦角系は心臓に重篤な副作用が出ることがあり、非麦角系のビ・シフロールを2カ月分処方してもらい、エフピー錠と併用して試すこととしました。

副作用のことを考えて、仕事休みの土曜日の朝食後にエフピー1錠、ビ・シフロール1錠を飲みました。

1時間もたたないうちに少し眠くなり、横になるとそのまま2時間ほど眠ってしまいました。起きられなかったというほうが正しい症状でした。

翌日の日曜日も同様に試しましたが、同じように急に眠くなり、起きられない状態で、しかも軽い頭痛が一日中取れないという、なんとも苦しい状態で、とても飲み続けることはできないなと思いました。仕事が始まる月曜日は元に戻してエフピー錠だけにしましたが、まだ軽い頭痛は残っていました。

2カ月後の診察予定を早め、翌月に診察に行くことにしました。