パーキンソン病と運動や鍼灸

パーキンソン病になると振戦や固縮などが現れます。その度合いは個人差が大きいですが、身体が不自由なのは間違いありません。脳内の神経伝達がうまくいかないわけですから薬などで伝達を改善するしかないのですが、振戦についてはうまくいきません。主治医も薬で振戦を完全に止めることはできないといいます。一方でジスキネジアという現象があります。これは薬の副作用によって自分の意志とは関係なく手足や身体が動くことです。

薬の量と度合いを決める目安としてジスキネジアや幻覚が出ない範囲で用量を決めますが、固縮が強い人は少し身体が勝手に動く方が動けないよりましと考えるようです。

運動することによって固縮を緩和できることは理解できます。継続して運動すれば身体が軽く感じます。私の場合、3日ほどすると身体が固くなってきたと感じます。スポーツクラブでストレッチと軽い負荷でのマシンを用いたトレーニングをします。関節の可動域を拡げることと左右のバランスを取ることを目的にしています。最後にランニングマシンで6Km/時の早足で5分間、8Km/時のジョギングで5分間、これを各3回繰り返して30分間を終えます。ランニングマシンで一定の速度に合わせて身体を動かすことによって身体にリズムを覚えさせることが大事だと考えています。いつも最初はカクカクした動きで足を出す、腕を振るのがやっとですが10分後にはかなり滑らかな動きになります。30分立った後でもカクカクした動きはありますが、かなり改善されます。

ネット検索すると鍼灸によって病状が改善すると書かれています。このため、何度か試してみようと思うのですが、当該の鍼灸院が近くにないこと、運動と同じで定期的に継続して受けないと効果が続かないと思うのですが、それには1回の施術費が高すぎますし、これに交通費が掛かります。3日で身体が固くなるとして1カ月に10回も施術を受けるのは時間も費用も難しいと思います。

整体やカイロプラティックも効果があると思います。固縮で身体が歪んできますので定期的な修正が必要です。運動をしていればそれほど頻繁に施術する必要はないので時間も費用も納得できるところだと思っています。

 


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